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ミニョンヌ

プロフィール

インテリア茶箱・カルトナージュ講師

011年8月より自宅にて教室開講。

現在、自宅レッスンの他、オーダー受注、出張レッスンも受け付けており、3ヵ月毎に兵庫県西宮市の西宮ガーデンズにて出張レッスン実施中です。

兵庫県芦屋市、東京 自由ヶ丘で展示会、銀座三越、横浜高島屋、小田急、阪急うめだなどの百貨店で展示販売会もさせていただきました。

大好きなお気に入りの布生地で「ものづくり」私にとって、インテリア茶箱、カルトナージュなど、好きなものに囲まれて日々生活することが、笑顔でいられるは元気の源です。

皆さまにも、思わず手に取ってみたくなる作品を作っていきたいと思います。

 

インテリア茶箱クラブ 認定インストラクター

インテリア茶箱クラブ監修 日本ヴォーグ社 フレンチデコ・フレンチメゾンデコール ディプロマ取得

JGBA 認定講師

 

作品一覧

    

 

 インタビュー

インテリア茶箱とカルトナージュの認定講師のミニョンヌ 須永順子先生にお話をお伺いしてきました。

 

―カルトナージュとインテリア茶箱に出会ったきっかけは?

須永先生:15年くらい前に、お友達のお家に行って電話の横に置いてあるメモボックスがとても素敵な生地で作られたものだったんです。普通に売ってるものだと思ったら「作ったの」と言われてね。「素材は何?」と聞いたら厚紙で、それで箱を作って蝶番を付けて作られてたんです。

そして、その横にお揃いの生地で携帯を入れるトレーがあって、それがすごくステキなインテリアだなと思ったんです。これが売ってるものではなく作っているものと聞いて、私も作ってみたいと思いました。それがカルトナージュとの出会いだったんです。

そして先生を紹介してもらいました。始めての体験レッスンでは細長いリボンのついたトレイを作りました。厚紙に生地を貼って作っていく工程がなんとも言えず楽しかったんですよ。その時に何種類かの生地の中から選べたんですね。それまでは生地にも、もの作りにもそんなに興味はなかったのに、その二時間はものすごく集中できた時間でした。これは楽しい!と思い、同じトレイのキットを3つ買って帰って作りました。

それから毎月レッスンに行くようになって、その度に2、3個のキットを買って帰って練習をしたんですが、それが本当に楽しかったんです。

そして、トレイから始まり、ティッシュボックス、フォトフレーム、マガジンラック、ダストボックス、引き出し付きのボックスなど、どんどん色んなものを作れるようになり、そのうち自分で製図して厚紙を切って生地を貼って作れるようになりました。

そのうち、今度は生地選びに気持ちが移っていったんです。

カルトナージュを始めて3年くらい経った頃に、カルトナージュの先生のお宅にあった茶箱と出会いました。

カルトナージュはお家の中の卓上に置くものから作り始め、それがだんだんと床に置くようなものとなり、それがより大きなものとなって自分で製図したチェストやパーテーションなども作っていったのですが、それをもっと超えるものを作りたい、と思っていて出会ったのが茶箱でした。

その時に「私はこれの先生になりたい!」をすぐに思ったんです。カルトナージュだと3時間ほどで出来たのですが、茶箱は6時間以上かけて仕上げました。それがものすごく楽しくて、これだ!と思って「インストラクターになりたいです!」とお願いして勉強を始めました。

茶箱は厚紙を使うのではなく、静岡の茶箱を取り寄せて、そこにキルト綿を貼ってウレタンを付けて生地を貼り付けてタッカーで留めるという、椅子貼り職人のような作業をするのですが、初めて作った時に、これをしたい!と思いました。

カルトナージュの先生にもとても興味があったのですが、茶箱の先生になりたい!と思って、すぐにインテリア茶箱クラブの本部に行ったところ、インストラクターコースの受講待ちで、半年待ってくれと言われて待ちました。

インストラクターコースを受講し、一から自分一人の力で作り上げていき、技術を磨いていく、ということで、今までの「習うのが楽しい~」と言った生温い気持ちではなく、とても熱心に約1年間通って学びました。その講座では、着物やヨーロッパの生地などを使って、色んなサイズの茶箱を15個くらい作りました。

例えば、ストライプの生地なら、ちゃんと境目が合うようにして作ったりとか。卒業制作を作って合格して、2011年にインストラクターの資格を取ったんです。

 

― そして、インテリア茶箱のお教室を始めたんですね。

須永先生:そうですね。レッスンは自宅でしているのですが、茶箱と一緒にカルトナージュの作品を置いていると、生徒さんに「これは何?」と聞かれることが多くて、その度にカルトナージュの先生を紹介していました。その頃は茶箱の先生の方に比重が大きくなっていたので、カルトナージュは教えるほどではなかったんですね。

そしたら、それから3年くらい経って、日本ヴォーグ社からインテリア茶箱クラブを通して、資格を取って、茶箱と一緒にカルトナージュも教えたらどうかとのお話があったんです。そして、日本ヴォーグ社のフレンチデコとフレンチメゾンデコールの資格を取り、カルトナージュを教えることになりました。

 

ーインテリア茶箱やカルトナージュを仕事にしようとしたのは?

須永先生:インテリア茶箱の展示会がたくさんあり、最初は関西の芦屋での展示会から始まり、自由ヶ丘、銀座三越、日本橋三越、横浜高島屋、小田急百貨店など多くの百貨店での展示販売会に参加できるようになりました。そのたびに新しい茶箱を作ったんですが、それがとても楽しかったんです。

自宅でのレッスンは続けていたのだけれど、そのうち生徒さんが決まりきった内容のお稽古だとあまり満足しないなということが分かってきたんですよね。つまり好きなものだけを作りたい、テーマを決められるのではなく人それぞれ好きなものが違うから好きなものを作りたい、そんなご希望を叶えますよというお稽古が求められているのだと思いました。生徒さんにもこだわりが出てきた、ということですね。

インテリア茶箱やカルトナージュだけでなくもう一つ何か目新しいものが他にないかなと思った時に出会ったのがJGBAグルーバッグだったんです。これがまた目から鱗で、針と糸を使わずに縫わないバッグ作りをしている先生との出会いでした。これもとても楽しくて飛びついたんです。

私の原点はカルトナージュ、そこからものづくり、生地選び、そして自分の気に入ったもの好きなものだけを作りたいと思って、仕事として続けてきました。

 

―先生の作品は、何と言ってもステキな生地が一番の特徴ですよね。

須永先生:常に生地屋さんには足を運んで、展示会の度に生地選びをしていたのだけど、グルーバッグを作ることにより、この生地で茶箱も作れるな、カルトナージュにも合うな、と自分の中でどんどん膨らんでいったんです。

そしたら時間が足りないんですよね、生地屋さんに行くと。ずっと見てたら、気付けば閉店時間だったり(笑)

そして、家に巻かれた生地がどんどん増えていく。もちろん、全部使いきれない事もあるんだけど、良い生地を買っていたら、絶対どこかで使えるものに巡り合うことがあるんです。あれとこの生地を組み合わせたらステキなものが出来る、とか考えてね。10年くらいやってきて、どんどんわかってきたことですね。

生地を見てこれを作ろうということもあるし、形を見て合う生地を探すこともあります。最近は生地を見てからこれを作りたい!って思うことが多いですね。

 

ーやっぱり生地が好きなのですね。

須永先生:材料選びが楽しいし、組み合わせも楽しいです。なので、お客様からは生地を選んで来て欲しいって言われることが多いですね。お好みを聞いて生地屋さんで何種類か選んできて、そこから選んでもらうことが多いかな。

茶箱とカルトナージュ、グルーバッグで共有できる生地もあるし性質によっては合わないものもあります。例えばカットベルベットのような厚みのある生地には小さなカルトナージュは合わないしね。着物の生地は茶箱には使えるけれどもボンドではくっつかない、とか。

そんなことを考えるのもとても楽しいんですよ。教えたり作ったりするのももちろん楽しいけれども、生地を選んだりの準備段階って、時間はかかるけどもとても楽しい時間です。

あとオーダーを受けていろんなものを提案していくこともとても楽しいですね。自分が提案したものがとても素敵って言われると自信につながります。ご提案する時はひとつだけではなく5つぐらいの組み合わせで持って行きます。そうすると、お客様の選ぶ楽しみがあるから喜ばれますよね。それは大事にしていることです。だからついついお生地を買いすぎちゃうんだけれど、またどこかで活かせれる生地選びをしています。生地選びには自信を持っているので、お客様にも満足してもらえるようにお勧めしています。

 

ー先生のところで作ったバッグを持っていると 絶対に生地を褒められるんですよ。

須永先生:それは嬉しいですね。

目を引く生地ってあるでしょ、地味なものでも地味なりに主張してる生地とか。

例えばウィリアムモリスは色使いは地味なのに目を引くし、主張している。この色の組み合わせって日本にはないよね、さすが海外の発色だよね、発想だよね、そういう目でいろんな生地を見るのもとても楽しいです。そして春夏秋冬で持つ生地も違ってきますしね。冬用の厚手のものから 夏用の軽い色合いや風合いのものまで。人それぞれの好みもありますし。

今まで生地になんて全然興味がなかったのにカルトナージュと出会って茶箱に出会ってバック作りをするようになってさらに生地選びが楽しくなりました。

グルーバッグ

※こちらはAmilierでの販売はありませんが、「まなびのスペース スタジオファジオス」で開催のワークショップでお作りいただけます。

詳しくは下記までお問い合わせください。

studiofuzios
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ー作るものによっても生地選びは変わってきますよね。

須永先生:そうなんです。例えば、あのパーテーションですが、あれはカルトナージュと茶箱の作り方の 融合なんです。タッカーで打ち付けてるところもあればボンドで貼り付けてるところもある。これを作ろうと思ったきっかけは、本体に貼り付けている生地を買ってきた時に、この生地に合う物を作りたいなと思ったことなんです。 でもこの生地は、柄が大きくて隙間があってなかなか使いこなせない。あの絵柄が出る大きなものって何かなと思った時にパーテーションを思いつきました。そこで90㎝の板を買ってきたらぴったりだったので、電動ノコギリで板を切って ヤスリをかけて、頑張って作ったんですよ。展示会でもかなり褒めていただいて嬉しかったです。

何人かの生徒さんには作りたいからレッスンしてほしいって言われたのだけれど、大きいのでなかなか場所がなくって。いつかはできたらいいなと思うんですけどね。

生地の柄が綺麗にはまりました

上部の波型は手でカットしました

生地の境目もかわいく飾りがついています

 

ー 作品に対する想いとは?

須永先生:作品を作るのは色々大変なこともあるけれども、自分で作った好きなものに囲まれていると嬉しくなって心が豊かになります。1日何もない時に一人でお茶を飲みながら自分の作品を眺めているととても嬉しいんですよね。

正直、無くてもいいものかもしれないけれども、でも自分の時間の中で好きなものに囲まれて、自分の好きな一角が家の中にあるって言う事がとても豊かになれることだと思うんです。

作品に自信があるので、お客様にとても素敵って言われたら本当に嬉しいし。だからついつい褒められると「でしょう?」って言ってしまうのよね。で笑われちゃうの(笑)

 

ーお客様に褒められて「そうでしょう?」って自信を持って言える作家さんの物って、お客様も安心するんじゃないですか?

須永先生:褒められたことで、同じ気持ちになってくれているんだって嬉しくなるんですよね。そうじゃないと次の作品作りができないですから。

 

ー 好きなものに囲まれるって嬉しいし豊かになりますよね。

須永先生:自分の生活の中で嫌なこととかしんどいこととかもあるかもしれないけれど、趣味ぐらいは好きなものに囲まれて豊かな気持ちになれたらいいなと思う。だからレッスンでも好きなようにしてもらって楽しんでいただけて、私もこの時間をご一緒していただいてありがとうという気持ちでやっています。それからどこに置くか何に使うかというシチュエーションも大事にしています。

例えば、ピアノの先生からのオーダーで生徒の横で見てる時に座る椅子が欲しいと言われたことがあるんです。そして、とても素敵な真っ赤な生地でスツールを作ったんですね。茶箱は防虫防カビなので楽譜をしまっておけるのでとても喜ばれました。そして生地がちょっと余ったので、お揃いのペン立てとファイルも作って差し上げたらとても喜ばれたんです。そんなふうに茶箱とカルトナージュをリンクさせて作るのもとても好きですね。

生地のブランドや色目が統一したものを作るのが好きなんですよね。

      

お揃いの生地でいろんな作品を作っています。

 

ー 作品のアピールポイントは?

須永先生:出来上がりが美しいもの、そしてそれが皆様に伝わるような作り方をしています。絶対丁寧に、自分が良しって思わないとうまく作れないので。展示会に出すようになって気づくことが多くあったんですよね。

そして何より、好きな生地で作った作品が出来上がった姿を想像したらとてもテンションが上がって楽しく作れます。 茶箱は、フタとレールとボディーがあって、柄を合わせて1枚の絵になるように組み立てていくのが楽しいし、それが技術でありこだわりのところですね。

フタとレールとボディの柄がぴったりと合っています。

サイトを見て、ちょっと見てみたいな、ほしいなって思ってもらえるような目を引く作品作りをしていきたいと思います。

 

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